十夜法要

十夜法要について

毎歳恒例行事の「十夜法要」は、諸般の事情により法要の遂行が困難になっており、役員会議を経て、平成30年よりやむなく取りやめることになりました。
何卒、ご理解賜りますようによろしくお願い申し上げます。

 


10月から11月にかけて全国の寺院で行われる念仏会です。「お十夜」「十夜法要」「十夜講」「十夜念仏」などともいい、正しくは、「十日十夜法要」といいます。
元来は陰暦の10月5日の夜から15日の朝まで、10日10夜にわたる法要です。




お十夜のはじまり

この法要が初めて営まれたのは、今から550年ほど前(永享年間)、伊勢守平貞経の弟 貞国が、京都の天台宗の 真如堂で修したのがその始まりとされています。
その後、明応4年(1495)に、現在浄土宗の大本山の一つになっている鎌倉光明寺の第九世 観誉祐崇上人(かんよゆうそうしょうにん)が、後土御門天皇に招かれ、宮中で『 阿弥陀経』の講義をされ、さらに真如堂の僧といっしょに 引声念仏を修し、勅許を得て、光明寺で法要を行うようになりました。
これが十夜の始まりとされています。

長徳禅寺の「お十夜・十夜法要」

平成29年までは
11月20日18時から21時
本日午後6時より当山において十夜法要が営まれていました。
念仏を修し、阿弥陀さまのお慈悲に感謝する法要でした。

各家先祖水卒塔婆供養
法話
西国三十三カ所御詠歌奉詠


長徳禅寺の「お十夜」風習

十夜飯と呼ばれる豆ごはんを頂く習慣があります。

「法楽」で豆を煎ります。
香ばしい香りにつつまれます。






炊きあがったご飯に豆を。









おにぎりにして、皆様にお配りいたします。
その時「黄色の沢庵」が添えられるのです。












惜しまれて